ベルリン、ストックホルム、ニューヨークで育ち、なかでもニューヨークのグリニッジビレッジで過ごした成長期に60年代後半のアメリカ文化から強い影響を受ける。8歳よりクラシックギターを習い始め、スタンリー・シルバーマン、後にウイリアム・ヘルマンに師事。83年以降9枚のソロアルバムを制作発表。ギターの他にも様々な楽器を演奏し、古代音楽にみられる世界の繋がりをネオ・トラッドという独自のサウンドで表現し、坂本龍一、ピーター・ハミル、フェアポート・コンベンションとの共演など、国際的に活躍している。 この他、舞踊、ドキュメント映画、CM音楽など様々な分野に楽曲を提供。独自の音楽感を持つ存在として、執筆の依頼も多い。近年は英語作詞にも力を入れており、ザバタック、ヤドランカ、bice(ビーチェ)、Ah、等に英語詞を提供している。
2000年5月31日、MIDIから最新アルバム『EARTH GUITAR〜千の春の物語』を発表している。独自の音楽観を持つ存在として執筆の依頼も多い。近年では、音楽を軸とした新しい表現方法を提唱し、音楽家に限らず、ファッション・デザイナー、建築家、グラフィックデザイナー、舞踊家、等、様々や分野、世代のアーティスト達と共に表現の場のプロデュースも手掛けている。
2004年1月に太田裕美とのジョイント・アルバム『RED MOON』をニューヨークのTZADIKレーベルより発売。2005年には源氏物語の「葵の上」に基づく、洋楽器と邦楽器をまぜたオペラ作品『AOI 』をTZADIKレーベルより発売。2006年10月にはCD『絵の中の姿』を発売。
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